謎めく伝説、都市の裏話を解き明かす
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MIB(メン・イン・ブラック)』は実在するのか?

MIBのイメージ

黒スーツに身を包んだ謎の存在「MIB(メン・イン・ブラック)」——映画で有名になったこの存在が、実は都市伝説の中で“実在する”と言われているのをご存知でしょうか?今回はそんなMIBの実像と、世界中でささやかれる都市伝説について紹介します。

MIBとは

MIB(メン・イン・ブラック)とは、一般的には映画『メン・イン・ブラック』で知られる政府の秘密機関のエージェントを指します。UFOや異星人と接触した一般市民の前に現れ、記憶を消したり、事件の存在そのものを揉み消す役割を持つ存在として描かれています。
しかし映画だけではなく、現実の世界にも“本物のMIB”とされる存在が目撃されたという報告が数多く存在します。特にUFOの目撃者や研究者の前に、黒いスーツを着た不気味な人物が現れ、無言でプレッシャーを与えたり、情報の口外を禁じるよう脅してくるという事例が語られています。
こうした実在説は1950年代から存在しており、彼らが政府関係者なのか、あるいは人間ですらないのか、真相はいまだに闇の中です。

MIBの都市伝説

ここでは、MIBにまつわる代表的な都市伝説を紹介しつつ、その特徴や共通点を見ていきましょう。

突然現れる謎の訪問者

多くの目撃情報では、MIBは「電話の数分後に玄関先に立っていた」「エレベーターを使わずに高層階に現れた」など、常識では考えられない方法で出現します。彼らは話し方が機械的だったり、表情がまったく動かないなど、人間離れした特徴を持つことが多く、目撃者は「人間じゃないのでは?」と証言することもあります。

見た目が不自然すぎる

映画ではスタイリッシュなエージェントですが、都市伝説の中ではその外見はむしろ不気味。眉毛やまつ毛がなく、肌は真っ白で蝋人形のよう、唇だけが妙に赤いなど、明らかに「人間っぽくない」印象を与える見た目だと言われています。
一部では「異星人が人間の姿を真似ているのでは」という説や、「人間に擬態したAIやロボットなのでは」という仮説も浮上しています。

目的は沈黙させること?

MIBが接触する相手は、ほぼ例外なくUFOの目撃者か研究者です。彼らは「調査をやめろ」「公表するな」などと告げて帰っていくのが通例です。そのやり方は静かで、暴力的ではないものの、相手に強烈な恐怖を与えると言います。
こうした点から、「本当に秘密を隠そうとしている組織の一員ではないか」と考える人もいれば、「政府が仕立てた都市伝説に過ぎない」と主張する人もいます。

あなたの周りにもMIBが?

実は、日本国内でも「黒服の集団を見た」という報告や、「UFOについて語ったら知らない人に家まで来られた」といった体験談がネット掲示板などで語られています。信ぴょう性はさておき、共通するのは「説明できない恐怖」と「言葉にできない違和感」です。

信じるか信じないかはあなた次第

MIBは都市伝説の域を出ない存在ですが、その目撃談や共通する証言の多さには、どこか現実味を感じざるを得ません。映画のようなスタイリッシュな姿ではないかもしれませんが、「何かしらの意図を持って現れる存在」がこの世界にいるのかもしれません。
あなたがもし空を見上げてUFOらしきものを見た時、その背後にMIBの影がある…なんてことも、もしかすると──あるのかもしれません。